詩人:羅憂里
虹が架かってた縦に。真っ直ぐに。「虹だ・・・」呟いたら、お母さんは怪訝そうに聞き返した「虹?何処。雨なんて降らなかったじゃない」次の曲がり角を曲がった時、虹はもう消えていた僕だけの虹だったんだよきっと。お母さん、話すのも面倒だけど。