詩人:キララ
頭の中にあるのかお腹にあるのか…黒い塊。小さい頃から誰にも言えず抱えてきた黒い塊。成長するにつれドンドン重く硬くなっていく。両親や親友にさえ嘘で固めた現実を流し、彼らは応援する。何と不様な現実。何と滑稽な姿。黒い塊は自分で作った正義。どんな事をしようとも、どれだけ嘘をつこうとも、黒い塊を抱えて生きていく。これが私の生きる道。明るい将来への希望。やるしかない。進むしかない。黒い塊がいずれ、私にとって必死で生きた結晶となるようにと願う。進もう…