詩人:morning star
薄緑色の香りにも似た記憶が遠く意識の向こうにじんでは私(いのち)の深淵(ふち)で溶けるよに浸透(しみ)て夜空の涯て、星たちの結晶は天光(ひかり)のカーテンと共振をして、時間のながれを色彩り、運命の終末むすびつけながら、宙へ開花(さいた)壮大なる喜悦(ゆめ)って謂う名称(な)魂の共有体迄も翔け上がり、めぐり至った斯の現在(ばしょ)に居て、生誕の刻じっとイマも待望って居る…