詩人:甘味亭 真朱麻呂
赤い窓からはいつでもきれいな夕暮れが僕なは見える
君にはどうかなあ
青い窓からはいつでもどこまでも終わりのない青空が広がる
とてもきれいだ
君も僕と同じ目をもつな同じ景色が見えてるはず
だから ほら
もう一度 考えてみてごらん
朝焼けの黄色い窓からの景色
今 はじまる
何かがはじまる
そんな予感がしてるから
素晴らしいことなどなかなか起こらない世界だけれど
生まれて今まで地球に生まれて本気で間違いだったって思ったことはないよ
この先もきっとそうなんだろうね
なにがあってもこの窓から見える世界を嫌いにはならない
ずっと見ていたい
夕暮れや青空があるから
不安ばかりにさいなまれたくない
僕はつよく明日への喜びを瞳に映してまた一段階段をのぼる
一歩先の未来へ踏み出すのさ
大好きな景色を頭の中に広げて僕はあふれる涙を笑顔でドレスアップする
なんて なんて
言ったりして
世界は続く
明日も僕の頭の中で回り続けて
変わらない夜明けがどこからか足音もたてずに静かにおごそかに今日もはじまりを告げる
目覚めた瞳に映る景色は…赤や青じゃなくても明日にかけるよ
今日はがまんして今日のぶんまで明日は笑おう 喜び抱きしめよう。