詩人:ジャガー
あの人込みの街の
暮らした薄暗い部屋
社会に飛び込んで
不安定でも激しく
掻き鳴らすだけのギターと
叫びたい程の情熱
すがりつくリズムの音が
オレンジライトと響いた
あの煙草の煙で汚れた壁には
孤独や夢や
疑問や苛立ちが
こびりついていた
雨音がよく響く程
なあ 俺たちは
確かに刻んだよな
いくら下手くそでも
本物の情熱を
ギタギタになって
もがき苦しんでも
笑っていれば
なんとかなったよな
なあチェリー
ようチェリー
激しいお前の音が
身体中に響いてる
確かに刻んだよな
いくら下手くそでも
強くて貧乏で激しい
本物の情熱を