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[138248] あなたの心に夜明けがくるまで

詩人:甘味亭 真朱麻呂


なにかと悲しい世界だから
僕はあなたの隣にいて楽しい話をしてあげるんだよ
でもありがとうなんて言わないでね
僕が勝手にやってるだけだから

僕の心はとてもいま安らかで
それはきっとあなたと一緒にいるから
僕はとても安らいでる

鳥のようにいつかあなたが窓辺から飛び立ってしまわないかと心配しながら

あなたのおかげで僕の心に鮮やかな夜明けがおとずれたように
あなたの心にも僕が感じたような鮮やかな夜明けがきますように

願う気持ちがあれば二人はいつまでも一緒だ
夜明けがきても
ねぇ また新しい夜明けを探しに行こう
どうせ 悲しみもせつなさも絶えることはないから好都合だ
鳥になるなら二人で鳥になろう
世界を見て回ろう
いくつもの思い出をつくろう
あなたと僕の輝けるメモリー
その笑顔も保存したいからもっと見せてくれ

さあ 鮮やかすぎる終わりの夜明けがむかえにくるまで
二人 永久にこの円の周りを回っていよう
不自由でも不安定でもあなたがいれば僕はいいから

あなたが何気なくしてくれる笑顔が僕の明日を 命を すべてを守る
僕はそれだけであなたを守りたくなる
守り守られ 二人は限られた時を生きていく
繰り返すことが幸せと涙も苦しみも力に変えて つよく生きる
愛という光を浴びて二人は つよく生きる。

2009/01/20 (Tue)
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