詩人:どるとる
冬の日に 降る雪の白さに 僕の心の汚れが浮く
愛しい あの人に会いに行く この道は ときめく ロード 雪の道
ああ どうして
あなたはあなたなの?
私は私なの?
ロミオとジュリエットのように
いつまでも
傍にいて
ずっとその声を
そのしぐさを 見せて 聞かせて 僕を困らせて 愛をおしえて
雪の降り止んだ朝に
僕は 雪だるまつくる
手袋とマフラー コートを着込んで 風邪牽かないように 準備はばんたんさ
耳をすまして
長い夢から
覚めたように
まぶた ひらいて
窓をひらいたら
そこは白銀の世界
まるで 冬の国
懐かしい気持ちになるよ 寒いのも忘れて子供のようにはしゃいだ
冬が来るたび 訪れる この夢のような景色煌めくようなスターダスト光る
ああ どうして
あなたはあなたなの?
私は私なの?
ロミオとジュリエットのように
いつまでも
傍にいて
ずっとその声を
そのしぐさを 見せて 聞かせて 僕を困らせて 愛をおしえて
不器用に伝えてる
口づけ交わしたら
甘さの中に
切なさが見え隠れ
街並み 照らし出す
太陽が 昇れば
白い世界に魅せられるように飛び出す子供たち 君たちを呼んでる 冬。