詩人:甘味亭 真朱麻呂
長い間のうちにすっかり薄汚れてしまった僕というシャツ それもこれも僕の頑張りの賜物 傷や落ちない汚れの数だけ僕のシャツには思い出や記憶が刻まれてるそれは日々の激しさ 荒々しさを物語る 旅の勲章さ 誇らしい僕の自信さ買い換えやしないさ これで死ぬまで生きていくはじめて着たときの真っ白かったシャツよりずっと味がある色 僕色のシャツ靴もズボンも 上から下まで 僕色のシャツ見たかほらね フル装備!