詩人:どるとる
涙 抑えきれずに
泣き続けて
泣き続けて
まぶた腫らす
そんな夜もある
あふれ出る涙は
理由なんかいらないよ
泣きたいから泣くんだろう
僕にもあまり意味はわからない
理由なんてなくたってさ 泣きたいときがあるから
そんな夜もあるのさと笑い飛ばしてみるんだ
星空に浮かぶ 素敵な星座の 名前は わからないけど
いいじゃないか
なんだってさ
夢のような
現実のような
ふしぎな
ふしぎな
夜の中で
夢を見よう 見よう
見よう見まねで
あなたに口づけするよ
うがいぐらいはしておくよ
臭いと困るからね
よそ見ばっかしていると 思わぬ 明日にぶつかるよ
気をつけてね いわんこっちゃないのさ
マヌケな僕だけど
愛してくれるかい?
ダンスなんてできないけど あわおどりぐらいならできそうさ
嫌だわなんて言わないで 星空を眺めたら
なんだか 僕らの迷いや悩みなんて ちっぽけに見えるよね
涙 抑えきれずに
泣き続けて
泣き続けて
まぶた腫らす
そんな夜もある
互いに互いを
責めずに
仲良く 仲良く
やっていこうよ
遠慮しないで
二人なら 二人なら
大丈夫
これといった 確証や保証もないけれど
なんとなく
なんとなく
そんな気がする
泣きたいときは
泣けばいい
笑いたいときは
笑えばいい
ひとってそんなもんでしょ
こんな夜もあるさと
泣いとけばいい
こんな夜もあるさと
開き直ればいい。