詩人:46
一人一人が思う
普通というのは
正しさというのは
それこそ星の数ほどあって
それについて時に人は
気が滅入ったりしたりするんだけど。
ほら、ごらん人の思う普通を信じ歩いてみたら
いつの間にか人のせいしていた自分がいるよ
私は今でもそしてこれからも道に例えたならば
迷路のような道をぐるぐると歩いている気分になるのだけど
ほら、ごらん
目に見えないそれは全部空想世界だったってこと。
一本道を描き歩こうと思えば容易いこと。
ほら、ごらん迷路に迷い込むのはいつだって意思の弱い自分だってこと
ほら、ごらん
誰のせいでもない
誰のせいでもないよ。