詩人:soRa
僕がここまで生きてきたのは
こんな僕でも幾つかのプロセスを経て
幾つもの靴をすり減らして来たんだ
君の軽薄な僕への批判は
何度も僕を殺して
そして何度も救われた
教えてくれないか
僕の中のどんな無力さを
君があからさまにしているのか
目にしたものさえも否定するのは
いったい何故なんだ
過去を思い起こさせておいて
それを順番に破壊して
立ち上がることすらさせないで
何処からか綺麗な水を汲んできてくれる
僕は君の事を知らない
そんなの不公平じゃないか
君の行動もまったく理解できないし
予測もつかない
もうふらふらだよ
消し去った過去の代わりに
君がそこに入り込もうとでもしているのかい