詩人:トケルネコ
蒼い花 輝く野原に聖なる雨が降りてきてサワサワロワロワ‥風が鳴ったら 『おかえりなさい』飛行機雲が斜めによぎって 空を分けたら思い出して赤い曙光は遠い今日に出した 宛名のない手紙すぐそこに くぐもった声達のトンネル越えて『ただいま』 吐息が咲く言葉の輪廻 また愛しき大地へ花渡る淡い花弁 輝く夜空に聖なる風が降りてきてラゥーララウ‥露が染みたら 『おかえりなさい』