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詩人:どるとる
フラワー 心に咲いた
君に出会ったときから
まるで魔法のように心を埋め尽くした
花園みたいなイメージの中で君はいつでも不思議の国のお姫様だった
幼い微熱 心をにわかに酔わす
千鳥足で踊るダンスはリズム感もなく見事にふられたわけです
残念
それでも恋の国のお姫様よ
君はボクの天使さ
カンタンにあきらめられるくらいならとっくに君など相手になどしないさ
ずっと胸の痛み 胸のドキドキ おさまらない それが本物の恋の証
わかるだろう
うら若き乙女なら
ラララ捧げたい
まっすぐ伝えたいよ
薔薇百万本分の勇気さえあればね
キザにゆくか
どう攻め込むか
そんなことばかり
繰り返して
夕陽とおしゃべり
悲しいひとりごと
君のイメージが瞳の中でいつも笑いかける
枕を君に重ねて抱きしめてみてもむなしいだけだね
一昔前のお古い恋
それでもいいんだ
とにかくひたすら
君が好き 君が好き
その思いさえ捨てなければいつか叶うと信じているんだ
本気で
薔薇百万本分の愛の歌には程遠いけれどボクのこの小さなからだから生まれた小さな煩悩により形になったささやかな作戦に賭けてみよう
はやく バイバイしたい
ひとりのさびしさはもう語り尽くせないほどで本当は本当はね眠れないほどさ
勇気のない意気地なしの自分を蹴り倒してボクは君に花束を渡しにゆくよ
この長い長い夜を飛び越えて
自分ができる精一杯を君に見せたいよ
本当は こんな 夢みたいなロマンスばかり語るけどねつまりは君が好きなんだ
分かってもらえた日こそボクら手を繋げる
だから頑張るよ
捨て身の勇気出して
ない袖も振る覚悟で
ボクは君に言うよ
一生で一度になるかもしれないしその一度の勇気が永遠になるかもしれない言葉を
そんな魔力をもった愛してるを大きな声より大きな気持ちで。