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詩人:葉月
君の優しさに
素直になれない時もあった
君が優しすぎるから
頼りすぎてしまう気がしたの
無性に怖い夜がある
助けを求めることもできずに
もがき苦しむ僕にひとり
気づいてくれるのは
君だけだった
独りで立ちすくんでいた時
君は何も言わずにそっと
傍で肩抱いてくれたのも
君だったよね
弱さを見せるのが苦手だった
だからいつも笑ってみせた
だけど君には見えていたんだね
心はいつも泣いていたこと
何よりも優しい君
大丈夫なんて言葉なんかよりも
きっと強い何かを持ってる
僕を元気にする何かを
ねぇ迷惑じゃないかな
重荷になっていないかな
だけどもうこれ以上
大切なものを失いたくないんだ
今の僕には一番
怖いのは君を失うことだけ
ねぇ僕のお願い
ひとつだけ聞いて欲しい
ねぇずっと傍に居て
ずっとずっと
そばにいて。