詩人:ユースケ
見えないところで何かを言うこと
そこからは何も生まれない
生まれるとしたら恨みや憎しみであって
お互いに何のプラスにもならない
自分にとってやな奴は認められてほしくない
だからあいつの愚痴を言う
実際、自分にもそんな経験はある
イライラするのはよくわかる
でも何を言ったって自分にいいことはない
もちろんあいつもいいことはない
そんなの効率悪くないか?
あいつはいいにしろ自分だけは上を行こう
あなたがむかついてるあいつは低レベルなんだ
わざわざそんな奴の隣を走るのかい?
あいつのことを気にして愚痴ってる限り
あなたはあいつのレベルまで下げちゃってんだ
そんなのもったいないだろ?
聞いてる側はいつも「そうだよね」と言う
でも聞いてて心地よいと思う人はいないだろう
じゃあそのイライラをどこに発散するかって?
それはあいつにぶつければいい
どこが気に入らない
ここがうっとうしい
それを相手に伝えればいい
それならマンツーマンだろ?
好きなようにやればいい
自分に自信がないのなら
誰にも言わずに黙っとけ
周りに迷惑かけてんな
自分を磨けばいいんだ
どうせ言うなら堂々とぶっ放せ
影で言えるのに表で言えないわけないだろ?
あいつが怖くて逃げてんのか?
あんな奴に負けちゃってんだ
そんなのかっこ悪いだろ?
言葉は人を陥れるためにあるのではなくて
人とつながっていくためにある
拳は人を傷つけるためにあるのではなくて
何かを守るためにある
あなたの使い方は正しいですか?