詩人:甘味亭 真朱麻呂
切ない気持ちがせり上がってくる夜にひとり見上げた空に浮かぶ月よ 忘れないからこの月夜 この月をいつまでも僕はおぼえている
誰にでも忘れたくない記憶があるよに僕にはこの月夜が忘れたくない記憶です
思い出すたび僕の心は芯からあたたまる
優しくなる 月を見れば
優しくなれる 月夜
素晴らしい 夜だったよ
うそさえもつきたくないくらい何もかも透き通ってしまうよなきれいな夜
僕はそこにいた
歴史的な人
それだけの夜
それでも素晴らしい夜だったよ
何かが 何かが素晴らしい夜
どこまでも輝いていたんだ。