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[139033] ぼくらの足跡

詩人:甘味亭 真朱麻呂


どこからか明日の足音が聞こえてくる
今日にいながらも明日の足音を聞いてた
まるでそれは今日の終わりを早くも伝えてるようさ

僕らはただ繰り返す毎日の中を繰り返し行ったり来たりを繰り返すだけ
そして今日も昨日も何十年前もずっと同じ世界で繰り返してきて今いる場所に僕らは足跡を残しながら来たわけです

迷いながら
悩みながら
焦りながら
慌てながら
泣きながら
笑いながら
怒りながら
歌いながら
黙りながら
遊びながら
踊りながら
眠りながら

僕らはさまざまなことをさまざまに繰り返す 日々
今日1日という
つまり二度と戻ることのできない場所で 僕ら

今日も 明日もずっと繰り返す

何度もいうようだけどそれが運命(さだめ)

ため息が出ても
誰も心配なんかしてくれやしないよ
みんな自分のことで手いっぱいで

僕の足跡はずっと後ろまでつづいてる
なるべくそっとやちょっとじゃ消えないように深く足跡を残したいな

僕がここに そこにいた証に 是非ひとつ
つけてきた足跡を集めてまるで証拠物件みたいにファイルに記録されてみたい

僕らの足跡が永遠に残るように
命なんていつかほっといても消えちまうんだから せめて証を 是非とも残したいな。

2009/01/31 (Sat)
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