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詩人:高級スプーン
ガガガガガガガ
殴るのを躊躇い
撫でるのも躊躇い
ガガガガガガガ
舐めるのを躊躇い
嬲嫐るのも躊躇い
ガガガガガガガ
クソをしてオナる茶飯事
スッキリしない日常
生まれてくるのが嫌だから
誰かしゃぶってくれないかでも一切
俺には触れるな
万年樹木に宿る精霊が
○○○○○○○と
提唱したなら
流石の君も
カン違いだったと
土下座するのか
ありがたき幸せだと
御辞儀するのか
かの有名な
白眼のサミシガリヤも
科学で解けない
カタチをした虫も
時には
思いがけずに
誰かを愛す
大丈夫
触れられても怖くない
ガガガガガガガ
躊躇わない人を愛せたら
ニーチョの遺言より抜粋