詩人:どるとる
今日も何かしら
悲しくて
明日も何かしら
うれしくて
きっといつも
何かが大切で
どこからの眺めなのか
近いような遠いようなつかめない距離感
見上げる空は高いだろうか 低いだろうか
君の瞳の中に生まれる光 今日もほがらかに笑っていた
特別でもなければ
当たり前でもない景色
僕の目の前に広がっている
きらめくような
言葉よりも
輝くような
宝石よりも
何よりも
誰かのぬくもりが
誰かの優しさが
つよくつよく灯る夜
さびしささえまるで
感じないね
いつも何かに守られて
いつも何かに助けられて
僕らは生きているんじゃなくて
僕らは生かされていると知った。