詩人:どるとる
僕の周りにはたくさんの宝物がある
人々の笑顔やあたたかさが 宝物だよ
目には見えない輝きが価値観さえもこえた 大きな大きなかけがえのない光を放つ
今日あなたが 笑ったこと 泣いていたこと 何ひとつ無駄なものなんか ないからね
夕暮れ 帰り道
見上げた空に
輝く 星々
家に帰り着く頃には
もう夜だった
そんな当たり前な毎日の片隅に 隠れてる幸せ ふとした場面に気づくんだ
見渡せば大切なものなんていくらでもあるのに
どうして僕らは
そんな当たり前なことにさえ 気づかないのだろう
お金じゃ買えない幸せがある
目に見えるよりずっと価値のあるものがある
それなのに欲望に走ってしまうばかりに
見過ごしてる 幸せがある
それに比べたら くだらないな
僕の迷いや悩みなんて
ちっぽけだ
探さなくても大切なものなんか 腐るほどあるのに
僕らは それに気づかずに お金ばかりを欲しがってる
本当に大切なものはお金や地位や名誉じゃなくて きっときっと目に見えない確かな 愛や優しさだと思うんだ
そしてあなたが浮かべた笑顔 流した涙に灯る光
それこそが 世界でいちばん大切なものであると願う
休むことなくまわる地球の中 大切なものはいくらでもあるけど きっと本当に大切なものを知ってる人は少ない
だからこそ 振り返るんだよ
きっと 通り過ぎた道に置いてきた それこそが大切なものと気づいたから。