詩人:甘味亭 真朱麻呂
恋桜 花びらをピンク色に染めるもの
それは美しい初恋
いつまでもいつまでも色あせないから
ずっと初恋は初恋
美しいまま
散ることもなく
咲き続ける
心の奥の花畑で
秋に咲く桜と書いて秋桜
春に咲くのが桜だけど春桜とは言わない
でもそんな事気にしないで僕らは生きる
春に咲くのが春桜じゃなくても秋に咲くのが秋桜ならば
恋をしたときに咲くのか恋桜だね
心だけに咲く桜だから恋桜
恋桜 花びらをピンク色に染めるもの
それは美しい初恋
いつまでもいつまでも色あせないから
ずっと初恋は初恋
美しいまま
散ることもなく
咲き続ける
心の奥の花畑で
叶わなくても
散ることもなく
咲き続けている
心の奥の奥の
僕の 記憶の中で古傷のようにあるのです。