詩人:Ray
そりゃ壮大なオーケストラだったなら
君に大げさねと言わせられるくらいに
目一杯
愛を伝えられるだろう
だけど
この僕の煮え切らない気持ちを
たった一つのハーモニカでも伝えられるってこと
僕は知ってるから
どんな綺麗な音色にならなくとも
精一杯
愛を込めて奏でることは出来る
バイオリンも ピアノも
サックスだって
弾くことは出来ないけど
そんな必要はない
ただ
君に伝えたい思いが
ここに在ることは確かだから
君がもし 望むなら
いつだって僕は
奏でようと思うよ
壮大さとは程遠い
だけど
伝えられる自信はあるから
たとえ叶わなくとも
聴いてほしい
たった一つ
君だけに贈る
愛の音