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詩人:高級スプーン似
始業式
最初が肝心
決めたぜビシッと
リーゼント
俺様得意の
リーゼント
弱パンチ弱キック
からの
リーゼント
今日から俺はやってやる
なのに
それなのに
アイツはやりやがった
ぬるりぬるぬる
リーゼント
ビシッと決めない
ぬるリーゼント
こんちくしょうめ
真似された
しかも流行りの
ぬるカワ路線
軟弱なヤツめ
俺は一匹狼リーゼント
だけど
子分にもてはやされる
アイツはモテモテ
女にばかり
こんちくしょうめ
俺だって
弟子は取らない
彼女が欲しい
なのに
それなのに
気付けば野郎共ばかり
こんちくしょうめ
みんな束ねて茹でて
ふにゃふにゃにして
ぬるぬるにしてやりたい
それより俺が
ぬるぬるしたい
ぬるりぬるぬる
ぬるリーゼント
アイツはあの子と
付き合った
なのに
それなのに
ビシッと決めなきゃ
いけないのだぜ
涙はサングラスに隠せ
アイツはぬるぬる
あの子とぬるぬる
あン嗚呼ア〜ン
助けてぬるえも〜ん!
しかし
来るのはこだまばかり
流れた涙は裏地へ隠せ
やがて滝になり
実らぬ恋昇り
龍となり天へ
駆け抜けろ青い春
明け暮れろ暴れん坊少年
俺はリーゼント
得意のリーゼント
熱めのお湯が大好きさ
ビリビリ
電気風呂にだって
我慢をすれば入れる男
めかぶにお株
奪われようとも
今日も明日もやってやる
ぬるぬる野郎はABC
Iより先にHをしようが
関係ないぜ
俺が最後に決めてやるZ
ふんふふ〜ん
ふんふ〜ん
ひ〜ん