詩人:どるとる
ただいまのその一言で 救われる今日がある
おかえりのその一言で 救われる今日がある
愛してるのその一言で 安らげる今がある
お休みのその一言で 1日が終わってゆく
誰かの言葉が 僕の毎日に 優しく寄り添って
誰かの言葉に 僕の毎日は 鮮やかに染まって
くだらないような景色の中にも 幸せが咲く
ありがとうと言えば
ありがとうがかえってくる
愛してると言えば愛してるとかえってくる
そんな 波のように押し寄せては 引いてゆく 言葉たち
受け止めて また 誰かにあずけて
キャッチボールのように 繰り返す言葉たち
何気ない会話の中に
誰かの言葉の中に
幸せが 隠れてる
朝の中 夜の中
夢の中 部屋の中
瞼の裏にも広がる幸せ
道の先 屋根の上
窓の向こう側
坂道の頂上
ナビの目的地
海の果て
いろんな場所に
いろんな言葉が
誰かの毎日に寄り添うように 咲いているよ 咲いているいるよ
幸せという花
瞳の映写機が映し出すのは 悲しみばかりじゃないね
雨がやめば見えるだろう まばゆいばかりの世界が
誰かの言葉が 僕の毎日に 優しく寄り添って
誰かの言葉に 僕の毎日は 鮮やかに染まって
くだらないような景色の中にも 幸せが咲く
吐いて捨てるような言葉の中に 大切な思いが宿ってる
僕が君を思うように
君が僕を思うように
それは繰り返すことで 花開く
幸せという花さ。