詩人:甘味亭 真朱麻呂
夜の明かりたちが踊り出すんだ
人が眠りについたらね
一夜だけの魔法
キラキラ
星もお話をはじめる
そうさ
ナイトパレード
パーティーのはじまりだ
楽しく夜は過ぎてく
そうだ
ナイトパレード
シューティングスター!
屋根の上から弓矢を放ち星を打ち落とす
得点競おう
今夜だけ
今夜だけ
魔法はゆるされる
人の知らないところで不思議がはじける
人が目覚めればまるで嘘のように元通り
人知れずはじまり終わった夜のひめごと
わずかな夜の隙間から僕は見ていた
星や光たちが手と手をとってダンスする
まとったドレスのきれいなこと
ガラスのようにキラキラ光る
あの夜は僕にとってもひめごと
誰にも言わない世界のひめごと
神様にもナイショさ
その名はナイトパレード
ある夜の出来事
不思議がはじけた夜
不思議がはじけた夜
夢のような現実のような不思議な不思議な夜だった。