詩人:遥 カズナ
砂浜に打ち寄せる波の音が繰り返し、繰り返し打ち寄せる恥ずかしさ情けなさ儚さもう少し聴いてみる疑い深さ嫉みや妬みサラサラと砂を混ぜた波がじんわりと靴を濡らしていく家族と友達命波にさらわれそうな貝殻を拾い上げ耳に優しく押しあてていた