詩人:morning star
目蓋を綴じた宇宙の何処かで現在(いま)も声音(こえ)がするから、徒歩いて居るよ、徒歩いていけるよ吹雪のような魂が沈黙の暗黙(とき)を忍従んで居るのならば、やがて芽吹いた華の鮮やかさ如何程の光沢(まばゆさ)を運命(よる)の結末(おわり)が夜明(あさ)の開花(はじまり)を告げて、刻の終結が昏迷の螺旋へとイマ訣別(くぎり)を着ける目蓋を綴じた宇宙の足跡で現実(いま)も気配を感応じるから、徒歩いて居るよ、徒歩いて征くから…