詩人:甘味亭 真朱麻呂
ふらふらっと出かければいつも失敗するから出かけない
小石にも転ぶし電柱にもぶつかるしいやなことばかり起きるから
そんなことを言ってちゃ人生生きられない
わかってるけど
そうしないと人生は生きられない
わかってるけど
うなずけられない
素直になるのが果てしなくいやなんだ
ふらふらっと出かけるみたいに簡単にことを済ませられればいいのに
なんて考えては僕は素直になりたい自分を押しのけて次の機会に持ち越そうとする愚か者
でもそんな自分も好きだよと笑っている自分が果てしなく愛らしいんだ
そんな矛盾している気持ちを抱えて生きてる僕は振り子みたいだなあ
誰かに左右されて止めてもらわないとなにもできない幼い人さ
むじゅんくん
むじゅんくん
君とはもう絶交さ
手を離したい
手を切りたい
むじゅんくん
むじゅんくん
ものすごくもどかしいんだよ
むじゅんくん
むじゅんくん。