詩人:アイ
仕事とお酒とたばこ
それが父
ちょっと幼く亭主関白
叱る事を忘れ怒鳴る父
大嫌い
そんな父と対等に意見を言い合う様になった
相変わらず弟を怒鳴る父
「父親として言わなきゃいけない事がある」
「嫌われても言わなきゃいけない事がある」
父は父になろうと必死だった
父ぢゃないからわからないから
子供目線で父を語る
頑固な父はただ聞いた
大人の事情がわからないから
素直に聞いたまま見たままを感じる子供
怒鳴るばかりが父ぢゃない
遊んだり話したり
笑ったり泣いたり
父と子だって人と人
威厳と言って立ち上がる前に
人として向き合う事から始めて欲しい
最初から完璧な人はいない
最初から完璧な親もいない
子供が親に意見するなって?
たまには酒でも呑みながら
そんな夜も良いんじゃない?