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詩人:morning star
100年後 きっと空は青い
雲は流れ 星はきらめき
男女は それにロマンを見出だして いるだろう
けれど貴方はいない
愛しい人も塵となり
100年後 面影を憶えている者も知らず
ならば 今ここに存在その意味を探しだす時
もう肉体すら見えなくて
ただ生命と生命との慈しみ合い…
想いやり 伝えた温もり
顔を上げ 生誕への誓い
続いて行ける
100年後 姿は無く しかし歴史は魂とともに
宇宙の奥底(オウテイ)までも
100年後 きっと緑は美しく
朝の光は不変に尊極を貫いて 眩しく明ける
虚しさは無く 哀しみを燃やして未来への準備
100年後までの足跡 一つきりの名前の価値
手に入れた欲望 束の間の快楽
太陽まで 近づくとき 総てと別離(わかれ)
100年後まで生きる事
幻を掴む 愛しさに逝く
超え続けた過去
そこに残るものは そこに残るものは…
100年後 きっと空は青く
雲は流れゆく 星はきらめいて…
100年後 そこに残るモノ
各々 一つひとつの生命の一片(カケラ)
瞬間…号泣…火花…次世への生誕 種子(タネ) 原因