詩人:ひトも
君は雨が降った後によく私たちの前に現れるね雨の終わりを告げるようにキラキラと地面に輝いてるね昼下がりにはちいさな長靴がピチャピチャと君の中で跳ねてるね春にはピンク色の水玉模様を華麗に着こなしてみせるよね落ち込んだ時には顔を上げよう。と青空を君を通して見せてくれるね落ち込んで俯く僕らに違う景色を見せてくれるのはいつも君なんだ