詩人:lua
諦めることなんて
今の私には困難で
待ち続ける事だって
やっぱり困難だった
だって
目を閉じればそこには
優しい笑顔
愛しい声
繋いだ手の温もり
全て鮮明に
蘇ってしまうから
君と出逢ったことさえ
否定してしまいたくなる
だから
たくさんの思い出を
南の島の海に
浮かべてきたよ
たくさんの思い出は
珊瑚礁の海に眠るよ
蒼く澄んだ
海の中でなら
安らかに眠れるから
私の宝物
そっと口づけして
蒼い海に浮かべて
さよならを言ったの
涙は
止まらないけれど
思い出は
忘れることなんて出来ないけど
私は
幸せだと感じてた
蒼い蒼い沖縄の海
私の宝物を
ゆっくりと
眠らせてあげてね