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人工呼吸器はベルのように
電気の変圧は読経に聞こえる
心は肉体を離れ往くべき処へ赴き旅支度を始めているだろう
なすすべのない僕は君の細胞をいたましく想い来たるべき時を待つ
睡魔は一瞬のまばゆい光に覚まされる
僕の使命「今を追え」
届け 僕の懺悔よ
肉体は滅びるが心はそして 幸福をめざすのだ
肉体は滅びるが心はそして 旅立つのだ
肉体は滅びるが心はそして 昇華するのだ
往け 彼の地へ そこではすべてがわかるだろう
翔ろ 天高く そこから見降ろせば僕が見あげているはずだ
涙は存分に僕を濡らした
旅支度が済んだら往くがいい