詩人:有香
今、私達が見上げる電線に囲まれた空昔、人々が見上げた真っ青で限りない空を懐かしく思うようにいつか、この空を懐かしく思うのだろうか澄んだ空気を懐かしいと感じるように今の空気をいつかそう感じるのだろうか銀色の未来は今の世界でさえ懐かしく思えるほどまた汚れてしまうのだろうか