詩人:さみだれ
透明人間のようにいないように扱われ透明人間のように見つからないように避けて仮面をつけた人たちは仮面のない透明人間を笑うだろう笑わないのは見えないからそこにいないから透明人間のように鏡にも映れずに透明人間のように言葉すら交わせずに夢ばかり見ている人たちは夢から覚めた透明人間を知らないだろう知らないのは見えないから生きてすらいないから(私を見て)