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[140604] ポップンホップミュージック

詩人:甘味亭 真朱麻呂


ボールのようにあたり構わず跳ねたくなるような晴れた日に
見上げた空はどこまでも果てしなくてふいに鳥が羨ましくなった

当たり前なことがすてきに思えるのは日常があまりに忙しすぎてちゃんと世界が見えてなかったからか
そうだとわかればせっかく暇でいられるほど真っ白な気持ちなら世界を見に行こう
きっと普段とは違う何かが見えるさ

ふざけてなんかいやしないぜ
それどころか僕は本気だぜ
毎日笑ってるのは半分以上が自分をなぐさめるためだ
ちょっと心を解体してみればきっと人には言えない裏話が五万と出てくるだろう
人には口が裂けても言えないからストレスはたまる一方
でもそんなストレス今みたいな自由な時間にすべて発散できたらなにもかも元通り

さあ!ポップンホップミュージック
かき鳴らせ 心のギターストレスなんかかるく指ではじけ
遠慮なんか無用だぜ 高らかに歌え
笑え 笑え いつも本気で笑えないぶんまで
今こそ傷ついた自分を癒しにかかれ 者共!
くすぶっていたもやもやもすべて歌えばきれいなメロディに変わるさ
だから歌ってごらん
晴れ渡る空の下
自分だけブルーな気分じゃもったいないし不相応だろう

空が晴れたならやっぱり笑わなくては気持ちはいつまでも晴れない
悲しみはやがて溶けて消えちゃうさ それより笑ってたほうが断然ずっと利己的だろ
不器用な自分が嫌いでも
そんな自分を愛せるような瞬間やささいな場面が1日の中にあるはずさ
探してごらん
うつむかないで勇気を出して
生きてるのに死人みたいな目をやめて
生きてるなら笑うくらいできるはずだ
下手だっていい
不器用でも素晴らしい
笑顔には決まりなんかないから大丈夫
誰かに見せるのがいやなら鏡の前で笑ってごらん
それが君の歌になる
やがて君を気づかない間につよくしてくれる
心をおっきく育てる。

2009/02/28 (Sat)
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