詩人:甘味亭 真朱麻呂
むせかえるほどのとてつもなく長い夜が今ひっそりと明けてゆく
長い長い夜でさえ朝になればまるで嘘のようにはかない夢のあと
はかない夢のあと
目覚めた世界に
開け放すカーテン
差し込む朝陽と青い空
とてつもなく青い空
お気に入りのスニーカー履いたら出かけよう
とてつもなく長い夜を飛び出して今日も新しい朝に目覚めたならさあ下界へ行けよ
まとわり付く不安をなぎはらって
からみあう現実今は考えないで
ただ笑おう 笑おう
それが幸せへの近道
ごらん太陽もほら笑ってるだろう
ラララ…
とてつもなく手ごわい思い抱いて
何年経ってもぬぐえそうにない長い戦い予感させるこの気持ちに薪をくべてもっと燃やすんだ 心を
とてつもなく長い夜が明けるまえに 明けるまでに頑張れるようにすこしは燃えておこう メラメラ
ここにあるすべての光を集めて立ち向かえ
眠さぶっ飛ばして…