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詩人:どるとる
僕らにとってどんなことがしあわせっていうのかな
どんなしあわせでも自分一人だけがしあわせ味わっているようなしあわせほど悲しいものはないね
ある国では
今日も飽きず戦争
またある国では
平和ボケするほど平和な一日が流れてる
同じ国なのに
こんなにも違うしあわせの形 それぞれの願いの形
ある人は戦争がやんだならと願い
またある人は平和な毎日なんか当たり前みたいな顔してさらなる恵みを欲してる
無駄なしあわせが生む汚れた欲望と貧しく恵まれないゆえに綺麗な願いをもてる心
それは紙一重だね
だけれどいつも願うのは世界中の人の顔に笑顔が咲く日が来ることで
そして心にしあわせが満ちること
そしたらきっと
おそらくきっと
世界はしあわせになる
そんな理想から僕らは離れていくばかりで理想は遠くなるばかり
まったく悲しいものさ
やっぱりみんながしあわせな顔で心からしあわせだと言えるような世界が本当のしあわせな国だから
しあわせはまだこの世界にはない
どこかの国がしあわせでもまた違う国では不しあわせならしあわせにはならないさ
一人の人がしあわせでまた違う人が不しあわせなことと同じように
世界中の人の顔に笑顔が咲く日にはうれし涙は見せても誰一人として悲しく泣いてる人なんかいないはずだから
まだこの世界はしあわせではないのです
ただちっぽけな僕はこうしてうたうだけだけど届けばいいなと思ってる
一人の小さな願いも一人一人集まれば大きな力になってゆがんだ未来を正しい姿にもどすから
その日こそ
世界中に笑顔が咲く日ぞ
地球を宇宙から見たらきっと地球も笑って みんなも笑っているよ
きっと来るはずだ
みんながみんなの
しあわせを願えば
一人として自分だけのしあわせを捨ててみんなのしあわせを願えば
しあわせなんてたやすく叶うのにね。