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[155424] この雨に震えながら

詩人:山崎 登重雄


季節外れの 冷たい雨が降ってる

あんまり寒いから たまには


思いつく限り 君への想い

言葉に編んで 詩ってみようとして


書き出しのフレーズは 皮肉なくらい

君と僕との距離を 語って有り余るよ


ねぇ あいたいよ


まだ降り続いてる 雨

淹れなおしたのに 冷めた珈琲


次の言葉が出ないまま 眺める窓

君の笑顔真似して はにかんでみる


ねぇ あいたいよ


僕があげたリング 似合うはずなんだ

ずっと つけていて欲しい


胸の奥の 薬指に

僕が 消える日まで


やっぱり切なく なっちゃって

こんな時ほど 胸を衝く言葉だ


ねぇ あいたいよ

2010/04/24 (Sat)
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