詩人:さみだれ
月も凍る夜に欠片となったあなたをひとつ、ひとつと拾ってそのたび涙を流しましょうやがて道となってあなたが浴びる陽を望めることでしょう星も眠る夜に息が続かぬことがあろうと気を確かにもってそれを忘れる日を待ちましょういつかのあなたを夢見てまた次の夜を越しましょう月も凍る夜にあなたはいられないのなら暖かな陽のもとへ歩いていくことにしましょう