詩人:どるとる
すぐそこにあるのに
気づけない
気づかない
幸せとはそんなものさと笑う人がいる
きっと大きな幸せよりも小さな幸せのほうが気づかない
ほら すぐそこにあるのに気づけない
日々の隅っこに転がっている そんな幸せのひとつひとつを数えたら僕は案外幸せすぎるほどでした
繰り返されるハッピーエンド
少しくらいの傷など次に来る幸せに比べたらくだらない
喜びの唄 響く時
ときめきはよみがえる
繰り返されるハッピーエンド
生まれたときから僕はずっとずっと幸せだったと気づいたよ
だって こんなにもこんなにも 僕はありふれた日々に飽き飽きしてる
でも何ひとつ 不幸じゃない。