詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕が死んだその後はどうなるだろうと考えた
世界はなにも変わらず無表情に時を刻み続けるだろう 僕がいたころと何ひとつ変わらず
同じように人を生み出し迎え入れそして彼の世に送り出す
やさしくすることもなく傷つけることもなく干渉せずに天に召します神さま頭の中でさんぜんと輝いて
その後は誰にもわからない
もちのろん
でも予想がつくくらい先が読めてしまうその後の流れ
悲しいような嬉しいようなものだよ
それでも
それでも
僕は進む
行き止まりが僕にストップかけるまでは。