詩人:甘味亭 真朱麻呂
僕は永久ににぐえぬ悲しみ抱いてどこまでも続きそうな道を旅する人
時に泣き 時に笑い生きています 今も
風に抱かれては冷やかされては旅人は頼りにする 風を
それでも灯りがないと困ると悲しみにもより所を求め涙を受け入れている
決して幸せじゃない
決して不幸でもない
気ままな旅の中
宛もない旅の中
風に吹かれて僕らは向かい風の中 追い風になって進む
涙をあずけて笑顔を浮かべれば空にきれいな星 素直に今だけは笑える
砂のような苦い思いを気が変になるくらい繰り返し繰り返し 明日もずっとずっと
僕は旅人
君も旅人
誰も旅人
風の旅人
はなから行く宛も何もない ただ手ぶらのまま生まれてきた
あふれとどまらぬ欲望だけ抱いて 抱いて 抱いて 手の中何もないなら そこらじゅう落ちている輝く夢 見えない何か
きらめくリアル
これからが大事なとき
これからが人生の本当のはじまり
まだまだ若いさ
僕なんかは
歩けるうちが花
さあ 自由に飛べるうちに旅に出かけよう
風の 風の 旅人よ
風に吹かれて
思いのままルールにしばられることもなくいざ進めよ
ほら目先 何か光ってるよ
あれが君も求めてる僕もあこがれた夢ある未来かもしれない
もはや おそれる理由など消えた
そうなった僕は無敵さ 無敵さ
ただ進め
前へ 前へ
限りなく前へ
旅人ならば進んでみせるんだ。