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[141213] 笑顔と涙のあいだで

詩人:甘味亭 真朱麻呂


笑顔と涙のあいだで僕の心どしゃ降りだ
悲しみと歓びの繰り返しで僕の人生はこれからも今までのようにつづいてゆく
かんたんには忘れられないことばかりだ
一度迷い込んだら抜け出せない謎ばかりだ
出口はおそらくないから人生は死んでも悲しみの中
歓びは生きてるときしか見えない
死んだら骨になる
涙さえ流れない
だから悲しみの中
そんな当たり前なことをすごく真面目に話すのは僕がそれを真実と信じてやまないから

笑顔が美しいと思えるうちが花
ほらまた笑顔ゆがんでる
大人の笑顔じゃ子供の純粋な笑顔をこえられない
もう戻れない
幼いころ浮かべてた笑顔
あの気持ちには
あの気持ちには

笑顔と涙のあいだで今も僕は繰り返してる
きりもなく飽きるほどもう何度となく
もう飽き飽きしてるけれど今日もなんとなく生きなければとなぜか心なしか思う
それが正しいと信じてるから
それが正しいとどっかで知っているから
僕はとうぜんのように笑い涙する
嬉しいことにも悲しいことにさえ笑い涙する
そんな連続が今もつづいている
そんなことが繰り返されて今に至る
今はまだ旅の途中
まだ終わりじゃありません
明日も残念ながら幸いながらつづきます つづきます
きっと歓びも
いやだけど悲しみもついて来ます
どこまでも
この命尽きるまで
悲しみも生きてるあいだだけしか感じれないと考えて僕はなるべく笑います
子供には勝てないけど精いっぱい大人でもめいっぱい笑います
涙ももう無理に隠しません
それが正しいと信じてる
それこそが正しいと信じたい
僕は信じたい
僕なら信じたい
どこまでも
いつまでも
それが真実だと本当は唄いたい 唄いたい
決まりきったつまらない常識しか響かないこの世界で 唄いたい 唄いたい。

2009/03/17 (Tue)
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