詩人:里雨夜
ここにいます
手を繋いで導かれていた時代(とき)もありました
手を離れてヨタヨタ歩いた時代(とき)もありました
あるときは虹を目指し
あるときは雲を追いかけながら
転びながら走ったり
立ち止まりながら歩いたり,,,
自分で進んできた気もするし
風に流されてきた気もする
なにはともあれ
ここにいて笑っています
たぶんこれからも
自分で選んだり流されたり
歩いて走って立ち止まって
マイペースに進んでいくのでしょう
どんな風に進もうと
どこへ辿り着こうと
ここに立ち寄れたことを誇りに
そこへ辿り着けたことを幸せに
思える自分でありたい