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詩人:甘味亭 真朱麻呂
絶望葬送曲をうたおうぜ
もう絶望なんかに足をとられない
僕は三角の目を丸くして出掛ける
僕は僕の人生を指揮する指揮者になって
メロディあやつる
僕の思うままに世界はうごいてゆく
絶望 希望 願望 渇望 あらゆる望みはいつもシャラララせつない
悲しい後味を残してく 舌の上
甘い香りが踊る
はじけるハーモニー
やがて僕ひとりの楽団に君が加わって二人で協力して歌う 奏でる愛の歌
絶望とはもうバイバイ
さあ 手を振ったら涙で前が見えない
手をつないで
束になろうよ
用が済んだら
うたいましょう
今 風を味方にして
運をうまく回して
絶望葬送曲を流そうぜ
心のアンプ最大にして僕は世界にうたうよ
もう絶望なんかに振り回されない
うたおうぜ
うたおうぜ
うたうなら喜びのうた
回る 揺れる 止まる
世界はいつもそんなふうに続いてくんだ。