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詩人:甘味亭 真朱麻呂
君と僕との間にある年齢差という仕切り
僕はぜんぜん気にしてないのに
君はいつも周りの目を気にしていた
僕の心は薄曇り
君の心も薄曇り
そのうち雨が降り出して
現実に負けた
君が涙を流す
理想に敗れた
僕は途方に暮れる
何もかもを嘘だと割り振って
現実から逃げていただけの臆病者だった
逃げ続けた結果がこれだ
知らしめられたよ
これでもかというほどに
年上のボクと年下のキミ
僕がしっかりしなくちゃ
君を守れない
君を愛せない
だから僕は今夜、迷いに決着をつけるよ。