詩人:ゅぅゃん
志すとゆう事は垂直な絶壁を生身で登る様なものだ
上を向いて進むのはとても辛く厳しい
皮がめくれ 血を吹き出し 赤い肉が見える
汚れや汗
もういいやって手を離すと登る時の何倍もの速さで落ちていってしまう
地面まで落ちてしまう事もある
登った高さ分の痛みや後悔が登る者を立たせまいとする
俺は今 落ちて地面で右往左往している 上を見つめて右往左往している
何度か登って 落ちても痛くないところでふざけてる
でも もう登ろうと決めた
上を見るととても霧が濃く 辺りを見渡すと闇が覆っている
いつの間にか地面は底無し沼へと変わってしまった
空気が冷たく 朝方と真夜中が同時に介在しているような そんな不思議な感じに恐怖を覚えるが なぜだか懐かしく嬉しくも思う
志すとゆう意味は なんの保証もない物事を掴むような 自分との決着をつけるような あるようでない目的地へひたすらに進み登る行為である