詩人:メイ
ありふれた日常に
ひとつまみの苦しみと
ちょっぴりの寂しさと
ほんの少しの悲しみを
それできっと
幸せを味わえるよ
苦しみや寂しさや悲しみは幸せを味わうための材料だ
ほら
ヘトヘトになるくらい
疲れ切るまで思いっきり
走ったあとに吹きつける
風って気持ちいいでしょ?
真っ暗闇の真夜中に
大好きなあの人に
包まれたらあったかくて
落ち着くよね?
悲しくて泣いちゃいそうなそのときにみんなが
手を差し伸べてくれたら
嬉しいじゃない?
苦しみや寂しさや悲しみを感じるから
それから解放されたとき
人は幸せを感じるんだよ
苦しみも寂しさも悲しみも味わなかったら
きっと幸せだって
わからないんじゃないかな
苦しいなぁって思っても
寂しいなぁって思っても
悲しいなぁって思っても
いつかはきっと
幸せだなって思えるときがかならずやってくる
もう目の前まで
やってきてるかも
しれないし
まだまだ先のことかも
しれないけど
それはかならずやってくる
だから今を
精一杯頑張ってみようよ
苦しくても寂しくても
悲しくてもさ
そして
幸せに触れた
そのときには
幸せだって
大きな声で笑おうよ