詩人:有香
僕はバカだから
君はずっと
あの日と同じ笑顔で
僕の隣にいると思ってた
僕はバカだから
君と僕は
何か強い糸で結ばれていて
離れることなどないと思ってた
僕はバカだから
君は僕を必要としてくれてると思ってた
僕が君を必要とするのと同じように
僕はバカだから
君がいなくなっても
また帰ってくると思ってた
やっぱり僕が必要だと言ってくれると思ってた
僕はバカだから
気付くのが遅かった
君の姿はもう見えなくて
僕の隣には君しか座れない椅子だけが残ってた
それでも僕はバカだから
ゃっぱり君を待ってしまう
夢の中でしか、もう会うことのない君の笑顔を
望んでしまう
明日になったら
何もなかったように、また隣にいてくれることを
やっぱり僕はバカだから